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商品市況分析一覧

市況・本日の見通しは弊社アナリストが個々の判断に基づき作成したもので、相場の動向を保証するものではありません。売買に際しての最終的判断は、あくまでもご自身でご決定ください。

穀物関連

貴金属関連

金・白金

【NY金】
 金は下落。時間外取引は9日からの米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、買い玉の整理が優勢となった。欧州時間で下げ幅を拡大場面があったが下値を切り上げ、ニューヨーク時間の取引開始前は前日の終値をわずかに下回って推移。日中取引の開始後、12月のFOMCでの追加利下げを織り込む格好となり、手じまい売り先行もようとなった。米長期金利が上昇、ドルが下値堅く推移から軟調に推移。一時4200ドルに接近するまで下げ幅を拡大した。
本日の寄り付きは-10円~-20円と予想
 
【NY白金】
 NY白金はは小幅安。時間外取引はアジア時間はから買い優勢。欧州時間で一段高となり、15ドル近い上げ幅を維持して推移。日中取引開始後は金、銀の軟化から上げ幅を削る展開。米国株が軟調に推移し、中盤にかけて、リスク回避の動きが強まり、一段安となった。しかし終盤から引けにかけて戻り歩調となり、前日の終値水準で推移。
本日の寄り付きは、+10円~+20円と予想

エネルギー関連

ガソリン・灯油・原油

 8日のNY市場は、利益確定売りが優勢となり、反落。
 今週末に、先進7カ国(G7)や欧州連合(EU)が、ロシア産原油の海上輸送の禁止を検討していると報じられ、供給懸念が高まったことや、米国とベネズエラ間の緊張激化への警戒感もあり、原油相場は60ドルを回復していたが、週明けの8日にはイラク政府が輸送パイプラインの漏れにより、ロシア石油大手ルクオイルの西クルナ2油田の操業を一時停止したとの報道を受けて、一時60.30ドルまで上昇した。しかし、油田の操業が再開されたと伝わったことや、この日は3営業日続伸の後を受けて利食い売りが台頭し、売りが優勢となると、マイナス圏に沈み、下げ幅を拡大した。トランプ米大統領は7日、ウクライナとロシアの和平交渉に関し、ウクライナのゼレンスキー大統領に若干の失望を表明した中、ゼレンスキー大統領は8日、米国が仲介するロシアとの和平案について、領土問題などで合意に至っていないとの認識を示したことから、ロシアとウクライナの和平交渉に進展がみられない中で地政学リスクを意識した買い支えが入ったものの、米株式相場が下落していたことも重しとなり、原油相場は引けにかけて下げ幅を拡大し、58.68ドルまで下落し、58.88ドル(-1.20ドル)で取引を終えた。
 本日東京市場、-900円~-1,000円ほどと予想(8日帳入値段との比較)

非鉄・ゴム・その他

ゴム

ゴムRSS3号は総じて小幅高。寄り付きは、上海夜間が小幅安となったことを受けて、売りがやや先行した。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが地合いを引き締めたことから、買いがやや先行する限月が目立った。午後に入ると上げ幅を拡大した。中心限月5月限は2.0円高の327.4円で取引を終えた。TSR20は出来ず。

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